ふ、と目が覚めた。
何か体が異様に重い、というより、圧迫されてる。なんだ。どうした。
ここはどこだ?⇒オレの部屋。
今何時だ?⇒たぶん明け方。時計見れない。動けない。
夕べは何か宴会ぽくなって、いつもの大人数でどんちゃんやってたはずだ。
そんで、獄寺君と山本は明日休みだからって泊まることになって(何か二人とも異様に目がギラギラしていた)、
そんで部屋に布団しいて川の字になって、・・・・・・・・・・・・。
オレはすぐ寝ちゃったんだろうな。記憶がない。
てゆうか、目があんま開かない。眠い。 てゆうか、なんかあったかい…。このまま二度寝突入だな。
ああ、人肌はあったかいな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・人肌?
ばちん、と目を開けた。
山本がオレの頭を抱え、多分獄寺君(山本の腕で見えない)が腰を抱え、二人ともオレの体に足を巻きつけて爆睡していた。
おいおいおいおい。
まあ、いいや。
寝よ。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・暑い!!」(小声)
この密着度はどうにかしたい。ベッドに行きたい。
何とか脱出を試みようとするが、二人の友人はがっちりとホールドしている。
そういえば、喧嘩ランキング上位3位以内だ。ありえねえ。
「・・・・・・・・・じゅうだいめ・・・」
下の方から、獄寺の寝言が聞こえた。どうでもいいけど、腹に顔を摺り寄せるのは勘弁してほしい。
負けじと?山本も寝言を呟いた。
「・・・・・・・ツナ・・・・・」
や、寝言はともかく、耳に息かけんのはやめて!てゆうか首、首締まってる!死ぬ!
「・・・・・・・・・・・・・・死ぬ気で二人から離れる!!!」(小声)
お、起きれた!よかったー!!!
人間、やればできるもんだなあ。思いながら、いそいそと毛布を取り出す。
ベッドへ向かおうとすると、何やら二人が「うーん」とか言いながら腕を彷徨わせはじめた。
もしかして、オレ探してる?
ふと思いついて、二人の体を真ん中に寄せた。
獄寺の腕を山本の腰に廻し、山本の腕を獄寺の頭に巻きつける。
おお、なんかウケる!
思わず携帯で写真を撮ってしまった。フレームの中に自分のピースサインも入れて。
後で誰かに見せよう。
ちょっとの満足感と、安眠二度寝出来る幸福感に満たされながら、ベッドに潜り込む。
下の方から、二人分の唸り声が聞こえたような気がした。
10分後、友人たちの絶叫によって綱吉は目を覚ます。