「ね、リボーン、一緒寝よー」

高校になってからは同じベッドで眠ることはなくなったが、その日は物凄く寒い夜だった。

基本的に打たれ弱い綱吉は、少しでも温度を求めようとリボーンに声をかけた。だが。

「嫌だ」

即、断られた。

「え、なんで?」

途端、綱吉は顔を顰める。

「高校生にもなって、男同士で眠れるか」

馬鹿言ってんじゃねえと切り捨てて、リボーンは床に布団を敷いた。ちなみに、夏は綱吉の部屋にハンモックを掛けて

寝ている。

「いーじゃん、別に。いつも一緒寝てたんだし」

「うっせえ、ガキじゃあるまいし、そんくらい我慢しろ」

「ねーお願いってばー、一緒寝ようよー」

リボーンはげんなりした。

「ぜ、っ、て、え、い、や、だ」

ゆっくり区切って言うと、綱吉が傷ついた顔をする。

「・・・・・・なんで」

「だから、男同士で一緒寝るなんてうぜえつってんだろ。気持ち悪い」

 

(、あ、しまった)

 

言い過ぎた。

後悔するが、もう遅い。

綱吉の目が光った気がした。

 

「・・・・・・・・わかった、おやすみ」

綱吉は背を向けて布団に潜った。

「・・・・・おやすみ」

 

まあ、明日になれば、忘れてるよな。

 

リボーンは思いながら、電気を消した。