けいさつかんごっこ

 

 

ドンッ!!!(机を叩く音)

「いい加減にしろっ!!さっさと吐けっつってんだ!!」

「まあまあ獄寺、落ち着けって。そんないきり立ってちゃ、話せるもんも話せないだろ?」

「や、山さん…」

(机にあるライトを向けて)「ん?びびってんのか?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「素直に吐いちまったほうが、楽だぜー??」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「こいつっ、舐めやがって!!」

「だから落ち着けって獄寺」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「ネタはもう上がってんだよなー。証言も取れてるし」

「!?」

「お前は昨日夕方4時半過ぎに、沢田家に不法侵入し、そのまま二階に直行」

「・・・・・・・・・・・・・・くっ」

「そしてそのまま沢田綱吉の部屋に押し入り、タンスの中から・・・(懐から何やら取り出し)コレを盗んだ!!」

「・・・・・・・・・・・・・・!す、すいませんでしたぁぁ!!」

「おーし認めたか。動機はなんだ?」

「つい、出来心で・・・!沢田さん、なんかいつもいい匂いがするんで、つい・・・」

「うんうん、その気持ちはわかるけどな、一線を越えちまったら犯罪になるんだよ」

「すっ・・・・・・・・・すびばぜんでじだあああああ!!!」

「まあ、俺らにとっては万死に値する行為だが、法的には軽いからな、すぐ出てこれるって」

「そんな気を落とすなって」

「ううう・・・・・・・本当にすいませんでしたあぁ・・・・・」

「まあ、でも結構いいセンスしてるな、この柄をチョイスするとはなー」

「その柄って、じゅ・・・沢田さんは一週間に二回は履かれるくらいのお気に入りだからな」

「そうですよね!ソレだけ沢田さんの匂いが強かったので、思わず・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あのー、なにしてるの・・・・・・・・・・・・」

(かなりの勇気を振り絞っての問いかけ)

 

「あっ十代目!お邪魔してます!」「よーツナ」「あっツナ兄!お帰りー」

「・・・・・・・・・・・・・部屋にいるのはいつものことだから気にしてないけど・・・・・・・」

「ランキング小僧が暇してたんで、一緒に遊んでたんですよ!」

「刑事ごっこだよー」

「リアリティがあるかと思って、おばさんにコレ借りたぜー」

「とりあえずそのパンツ返せ」(綱吉、目を据わらせている)

「本当は僕刑事役がやりたかったんだけど、じゃんけんで負けちゃったんだよー」

「役得だもんな、証拠品として握れるし」

「俺もあそこで勝っていれば・・・!メインの刑事になれたのに!くうぅ!山本め!」

「ははは、俺じゃんけんは強いのな、いっつも負けねえもん」

「ねえ、ツナ兄も帰って来たことだし、今度はお医者さんごっこしようよ!」

「「!!!」」(獄寺と山本、唾を飲み込む)

「いいなーそれ!おもしろそーだな」(山本の目が笑ってない)

「さ、ささ、十代目!どうぞ、ベッドに横になってください!」(獄寺の鼻血がノンストップ)

「よーしお前らちょっとそこ座れ、並んで正座しろ」(綱吉の額に炎が灯った!)