鶯さんの、例のアノ絵を見て書いた文。
無性にチューがしたくなったヒットマンと(色んな意味で)犠牲になったボンゴレ十代目
長い付き合いになる一見愛くるしい少年(中身は地球外生命体)は、たまーに、ちょっとオカシクなる。今がまさにそうだ。正面からいきなり飛び掛ってきたから思わず悲鳴を上げたら、でっかく開けたオレの口に思いっきり噛み付いたのだ。それからおよそ3分。壁に掛かった時計が教えてくれている。無常にも過ぎてゆく時の中、オレの口の中はいいようにチュッチュチュッチュと吸われ、放したかと思えば唇に吸い付く。それの繰り返し。エンドレス。・・・・・・・・・。
いい加減唇も痛痒くなってきたので(キスのされすぎで、ってどうよ)首にしがみついた腕を引っぺがした。そしたら、何だか泣きそうな黒目とぶつかって、オレは心臓がずっきゅーん!と揺さぶられてしまった。
「嫌か?」「えっ?いや、そんなことは」「じゃあ続きな」
再開されたチュー。オレは今更、真っ青になった。
リボーンがおかしい!
ズガン!
頬を掠った銃弾はそのまま壁へダイヴし、しゅうしゅうと煙を立てている。オレは呆然とリボーンを見上げた。表情は丸見えで、でもそれはあんまり有り難くなかった。なぜならヒットマンはそらもうおっそろしい形相でこちらを睨んでいたからだ。表情をあまり変えない少年にしては珍しいことだ。
「り、り、り」ズガァァン!
黙るしかない。
(真っ白な・・・・・・・灰・・・・・・・)
リボーンの『リ』と一言かけただけでこの仕打ち。あんまりだ。昨日のアレとのギャップが大きすぎる。オレ、可哀想過ぎる。
だって、あんなに一生懸命だったお前に一発でやられたって言ったら、お前どうする?
あまりの豹変振りのわけを考え、オレはある結論にたどり着き、息を呑んだ。こいつ、もしかして。
「お前、・・・・・・・・・・・・・・生理?」
ドゴスッ!!!
今度こそオレは口を閉ざした。というか喋れなくなった。
世の中には、知らなくていい事もあるみたいだ。
血だらけの頭でぼんやりと思った。
――――――ああ、トラック二台分の薔薇の花、無駄になっちまった・・・・か、も・・・
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リボーンが何でこんな感じになったのかは、私にもわかりません。永遠の都市伝説です
駄文ですが鶯さんへ捧ぐ!